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日本語とタイ語の原郷

水田稲作と高床式の建物を共有する日本とタイ。共通の故郷は今の中国南部にあり、後の漢族の圧迫で南と東に移動していったという意見は昔からあります

言語も征服だけではなく農業技術(村)の移動に従って動いていくところがあり (Jäger Gerhards 独)、移動先の村々が連合して国を作ればそのあたりの言葉にもなる。

日本語では「ムラからクニへ」と言いますが、タイ語では「ムアンからムアン」いくつかの村が集まったような原初的な国も今のタイ国もムアンですませる。近代国家にはプラテートという言い方もありますが外来語です

弥生時代の日本語と現在のの日本語が同系かどうかは異論のあるところ。縄文時代の日本語がアイヌ語につながっていそうだとの意見に比べるとなんともいえない

もっとも遺伝的には縄文人は現代の日本人につながっているようなので、日本語については、言語の移動と人の移動は別のものとして考えねばなりません

個人的にはマラッカ海峡近くの島の言葉(広域商業語)がインドネシア全体の共通語になったように玄海灘あたりの海人の言葉が共通語化していったというようなイメージに興味があります。その海人の言葉がマルティーヌのいう遼東系の言葉だったとすれば、日本語は現在の朝鮮語の領域の彼方からやってきたという点で面白い

現在の日本語源流論をリードするベルギーの言語学者 Martine Robbeets の新説 「日本語は遼東半島・山東半島からやってきた」は北周りルートになります

弥生時代のコメが朝鮮半島由来でなく 揚子江デルタから直接海を渡ってきたとのコメの遺伝子分析から推定される直通ルートも示しています

人の移動は家ネズミの移動も伴う。ネズミの遺伝子分析によると直通ルートは4000年前で、北周りルートは2000年前 
参考

日本語とタイ語の原郷





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